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人力飛行機制作集団Coolthrust 「人力飛行機の試験飛行における安全対策について」 〜実例紹介を通じて(その4)

2005年のスカイスポーツシンポジウムでの発表原稿を元に、ブラッシュアップしたものです。

「テストフライトの問題事例」編(第2回)

第2部「製造不良編」

製造時の不具合、有り体に言って、「製作ミス」による問題事例です。
主翼の揚力差の発生
(原因)リブ単位での迎角不良
(対策)製作時チェック方法の見直し

 主翼のリブ取り付けに問題があり、中心から右の2番目の翼部品(2.5m〜6.5mの4m)が1度以上ねじれていたため、左右揚力バランスが大きく崩れていた事例です。第1段階の滑走試験で発見されています。

主桁接合部の接着不良

(原因)パイプ桁の断面変形による剥離
(対策)リブの増設による断面形状確保

 接続部分の桁の外周にアルミのリングを被せ、接着していますが、これがはがれたものです。 組み立て中に部品の接着はがれが見つかったもので、飛行中大きな力が作用する部分であり、意図せず滑りが生じてガタを生じる可能性があったため、当日はテストフライトを中止しています。第3段階で発見されています。

(次回、「テストフライトの問題事例」第3部「セッティング不良編」2007/05/28に掲載予定です。)

ykuni

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