第28回 鳥人間コンテスト出場結果報告
人力飛行機チーム「COOLTHRUST」では、昨年の鳥人間コンテスト出場辞退以降、気持ちも新たに今年の大会出場を目指して機体の改修、運用といった活動を続けてきました。4月には無事書類審査を通過、その後のテストフライトも順調にこなし、8月1日の大会本番を迎えることができました。
8月1日の大会当日は、台風10号の接近にともないプラットホーム後方からかなり強い風が吹く、大会史上最悪のコンディションとなってしまいました。天候の回復を見込んで大会は実施され、コンディションの悪い中「早稲田大学 宇宙航空研究会」が見応えのあるフライトを見せてくれたものの、一方で定常飛行にさえ入れずに着水してしまう機体が続出しました。
フライト順が15番目と遅かった我々は、9時に機体の組み立てを完了し、プラットホームに向けて移動しました。しかし、時間の経過とともにプラットホーム後方からの風は強くなる一方でした。11時頃、フライト順が10番手となる「東京大学 F-tec」がプラットホームに上がった頃には5〜8m/s近い風が吹き荒れ、機体を保持するだけで精一杯という状況になりました。
そのまま待機し続けること3時間。14時を過ぎたところで各チームのパイロットと代表者が呼び出され、天候が回復する見込みは薄いという説明を受け、その場でフライトを棄権するか、このまま16時まで待機し続けるかどちらかを選択するよう告げられました。我々は万に一つの天候回復に期待を託し、そのまま待機することにしました。しかしながらその後天候が回復することはなく、16時をもってフライトは打ち切りに。結局、今年の人力プロペラ機部門は競技不成立という判断が事務局からアナウンスされ、コンテストは終了しました。競技部門中止の原因が天候にあるとはいえ、3年間この日のために努力してきた成果を出し切れず、非常に残念です。
今後の活動方針につきましては、現在複数の方向性についてチーム内で検討している最中です。どういう形で活動を継続するのか、具体的な方針につきましては後日改めてWebサイトにてご報告させていただきたいと存じます。
最後に、パーツ/素材の提供からテストフライトのお手伝い、運用面でのアドバイスなど、有形/無形を問わずご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。現在こうして活動を継続し、テストフライトを通して成果を積み重ねてこれたのも、困ったときに協力の手を差し伸べていただいた皆さんの暖かいご支援あっての賜物です。この場を借りてお礼を申し上げるとともに、引き続き私どもの活動に対してご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
